2017/12/12の状況

アグン山噴火に関しての本日時点での情報をまとめました。

現在のアグン山の状況

インドネシア国家防災庁(BNPB)からの最新の情報は次の通りです。
※インドネシア語から翻訳すると共に内容を要約してあります。

08 December 2017 14:15
アグン山の火山活動は依然続いており、インドネシア火山地質災害対策局(PVMBG)は噴火警戒レベルを引き続きレベル4(Awas=危険)に設定しています。
11/30の噴火以降、視覚的に見える噴火は起きておらず火山灰や火砕流物質などの流出も観測されていませんでしたが、12/8の19:59に山頂から2100メートルの高さまで灰色の太い噴煙があがりました。噴火には火山灰が伴っていますが、火口から噴出する火山灰の量はまだ非常に少なく、火山灰はアグン山の斜面に位置する村に薄く積もるのみになっています。南東への風は観測されておらず、空港および飛行機の運航には影響が出ていません。

今後について

インドネシア国家防災庁(BNPB)は、

全体的にバリは安全で、ウブド、クタビーチ、サヌール、ヌサドゥア、タナロット、パンダワビーチ、パダンパダン、バトゥール山、ロビナなどの観光エリアも安全です。立ち入り禁止区域を火口からわずか半径8km(北~北東及び南東~南西部は10km)圏内のみです。
近いうちにアグン山が大噴火を起こすといった誤解を招く情報が出回っていますがそれはデマです。現在の科学技術では火山の噴火を誰も確実には予測することはできないので、噴火の有無に関しては不確実性要素の含まれる確率論でしか語ることができません。インドネシア火山地質災害対策局(PVMBG)は視覚的観察、地震活動、地学、科学、衛星など多方面からの観測を続け、もし噴火の危険性が高まったと判断された場合は政府を通して早期の警告を提供いたします。

と述べています。

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