54年ぶりの噴火によって空港や飛行機の運航に影響を出したアグン山ですが、現在のバリ島がどんな状況なのか最新情報をお届けいたします。
噴火も落ち着き平穏なバリ島
噴煙や火山灰の影響で空港閉鎖や飛行機の欠航を出し、観光客に多大な影響を与えたアグン山の噴火でしたが、アグン山周辺の避難区域以外の島民にはほとんど影響はありませんでした。火山灰がどれだけ降ってくるのかとマスクなども用意していましたが、南部エリアでは降灰もほとんどなくマスクの出番も無しでした。
噴火も落ち着いたバリ島には普段と変わらない日常が流れていますが、1つだけ普段と全く違うことがあります。それは空港も道も空いている、ということです。今回の噴火の影響を受けて、旅行者が一気に減少してしまったんです。アグン山の噴火自体の影響は受けなかったバリ人ですが、その後の観光客の減少で生活に多大な影響を受けてしまっています。観光業で成り立っているバリ島なので、必然的に観光業に従事している人口が一番多いんです。噴火後、時間が経てば経つほどジワジワと影響が広がってきています。
バリ島は安全なのか?
もう噴火はしません!、と言いたいけれどやっぱり言えません。。。このままもう噴火は起きないかもしれないし起きるかもしれないし。。。こればかりは専門家でも断言できませんから。
もし噴火が起きたとしても、避難区域以外の場所は噴火自体の影響は受けず(降灰の可能性はありますが)安全です、とは言えるかもしれませんが、スケジュール通りに旅程をこなしてスケジュール通りに帰国できます!とはやはり言えません。もしまた噴火した場合、その時の風向きによっては空港閉鎖や飛行機の欠航・遅延は起こりえますので。
空いている今の時期だからこそあえてバリ島を選ぶ方も中にはいらっしゃいます。帰国がもしちょっとズレても大丈夫、というようなスケジュールに余裕のあるお客様、年末年始もまだご予約可能です。
観光客が見た今のバリ島
ヌサドゥアにあるホテル「ザ・ムリア、ムリアリゾート&ヴィラス」がバリ島の現状を出来るだけ多くの方にご理解いただくためにお客様の声をまとめた動画を作成してくれました。
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