7/20、コロナ感染者数とバリ島の現状について

本日現在のバリ島の様子をお伝えいたします。
※バリ島内でも県や自治体によって状況はまちまちです。当サイトでは主に南部エリアの情報をお届けします。

7月19日発表のデータ

昨日発表されたコロナ感染者数は下記の通りです。

感染者数 死亡者数
インドネシア全体 86,521人 4,143人
バリ島 2,745人 40人

バリ島の現状

在デンパサール領事館から届いたお知らせは以下の通りです。

1. 7月7日、イ・ワヤン・コスター・バリ州知事は公共サービス、運輸、商業など14の部門(脚注をご参照ください)に亘る新時代における生活秩序のプロトコール (Protokol tatanan kehidupan era baru)に関する通達を発出し、9日から教育及び観光以外の社会・経済等の各部門で現行の健康プロトコールを盛り込んだ生活秩序のプロトコールを踏まえた社会生活活動を再開していく旨発表しました。

2. 当面の間、在宅オンライン教育及び観光地の閉鎖は継続されるとしています。段階的に観光客の受け入れを行うとして、7月31日に国内観光客を、9月11日に海外からの観光客をそれぞれ受け入れていく方針です。但し,これらの段階的な措置はあくまで計画にすぎず、各部門における活動の再開に対する評価を行い必要に応じて次の段階に移行する日程を見直す等して慎重に移行させていく方針です。

3. 7日、ライ・マントラ・デンパサール市長はデンパサール市における新型コロナウイルス感染がローカル市場などの市中で拡大しており、陽性者数の累計が715人(うち死亡者数:12人、回復者数:271人、療養中:432人)に達しているが、決してパニックに陥ることなく健康プロトコールの励行を続けるよう市民に強く呼びかけました。

4. 当館管轄州における邦人の陽性事案は現在まで発生しておりませんが、ローカル市場などの身近な場所での市中感染が散見されます。不要不急の外出を控えるなど健康プロトコールの励行に留意して、一層の新型コロナウイルス感染予防に努めてください。

(脚注)新時代における生活秩序のプロトコールの各部門
1. 公共サービス(地方政府及び国営企業による公共サービス)
2. 運輸(交通及び物流)
3. 慣習・宗教(宗教行事等)
4. 芸術・文化(文化行事等)
5. 農業(農林水産業等)
6. 商業(市場等の商業施設)
7. 金融機関(銀行・生活協同組合等)
8. 保健(病院・保健所・検査所・薬局等の医療施設)
9. 建設(工場・事務所・理髪店・倉庫等)
10. 生活環境保全(ゴミ銀行の運用・ゴミ処理等)
11. 社会(ベビーシッター・チャイルドケア・孤児院等)
12. 公共施設(広場・公園等)
13. 社会秩序・治安維持(寄宿舎・賃貸住宅等の運営)
14. 観光(宿泊施設経営・観光ツアー手配・飲食店経営等)

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