来月にバリ島で開かれる国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会の影響で、ヌサドゥアエリアへの立ち入りと一部の道路が規制されます。
会議について
日程:2018年10月8日~14日
場所:ヌサドゥア
会議:国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会
世界189か国の代表者1万5000人が出席予定の大規模な世界会議です。日本からも麻生財務大臣をはじめとした要人が出席予定です。
ヌサドゥアエリアの立ち入り規制
会議開催期間中は、ヌサドゥアのホテル宿泊者またはIDカード所持者以外はITDC(旧BTDC)と呼ばれるエリアへの立ち入りが禁止されます。
ITDC内にあるホテルや施設は次の通りです。
ホテル | グランドハイアット、ウェスティン、ヌサドゥア・ビーチ・ホテル、ザ・ラグーナ、メリア・バリ、メルキュール、イナヤ・プトゥリ・バリ、アヨディア、ソフィテルなど |
施設&観光スポット | バリコレクション(ショッピングモール)、デブダン(舞踊鑑賞シアター)、パシフィカミュージアム(美術館)、ウォーターブロウ(観光スポット)など |
ナンバープレート別による交通規制
バリ島では事前予告無く交通規制されるのが日常茶飯事です。2013年にヌサドゥアでAPECの会議が開催された時も同じで、要人が到着する度に空港周辺の道路が何度も一時閉鎖されました。
今回に関しては、車のナンバー別による交通規制については既に事前告知が出ています。先月ジャカルタで開催された「アジア大会2018」でナンバー別交通規制が有効的だったとのことで、この度初めてバリ島でナンバー別交通規制を取り入れることになったそうです。
ナンバープレート別 | ナンバープレートが奇数番号の車は奇数日のみ、偶数番号の車は偶数日のみ通行可能となります。 |
規制日時 | 2018年10月7日~16日 6:00~9:00&15:00~19:00 |
対象道路 | バイパス(ブノアコーナー~ヌサドゥア)、ウルワツ通り、ウルワツ2通り、ウダヤナ通り、シリギタ通り |
規制対象の車 | 基本的に一般乗用車が対象となります。バイクは対象外です。車は、タクシー、観光用の車&バス(許可証付き)、救急車、黄色や赤のナンバープレートの車などは対象外になります。 |
会議期間中、空港~ヌサドゥア間はいつどのタイミングで交通規制となるかわかりませんので、時間に余裕を持って移動されることをおすすめいたします。
空港閉鎖
2013年のAPECの時は、要人到着に合わせて空港も一時閉鎖されました。空港閉鎖に関してはさすがに事前告知がありましたが、今回は空港閉鎖に関する告知は現時点ではまだ出ていません。
会議前後について
会議日程は10月8日~14日ですが、その前後2~3日も要人および関係者の出入りがありますので、交通規制等が入る可能性があります。
観光エリアへの影響
各国の関係者が観光地視察を行う場合、立ち入り制限や交通規制が入る可能性があります。こちらも事前告知なく行われると思います。
関連記事
UTRIP(ユートリップ)
最新記事 by UTRIP(ユートリップ) (全て見る)
- 2023年4月28日公表 今後の水際措置について(2023年4月29日以降順次適用) - 2023年5月28日
- 2022/8/25発表 日本の新たな水際対策 日本への入国・帰国時措置について - 2022年9月5日
- 2022/6/8発表、インドネシア政府による入国規制の変更(政府通達の発出:入国時の海外医療保険加入書提示の廃止) - 2022年6月15日