深刻なゴミ問題を抱えるバリ島で、新たな取り組みが始まりました。(※下記に2019年6月4日追記あり)
世界的にニュースになったゴミ問題
2018年1月にはAFPBB NEWS(by AFP通信)に「1万数千の島々から成るインドネシアは、中国に次ぐ世界第2位の海洋ごみ排出国で、その年間総量は推定129万トンとなっている。」というデータが掲載されたり、2018年3月には英ダイバーが大量のプラスチックゴミの浮いている海中を泳ぐ姿を撮影した動画がBBCで公開されたりと、インドネシアのゴミ問題が世界的に知れ渡った1年でした。
もちろんバリ島も
インドネシアという国に属する島の1つであるバリ島も他人事ではなく、年々ゴミ問題が悪化してきています。観光の島であるバリ島は、今年からゴミ削減に対して積極的に動いていくことになりました。
レジ袋廃止スタート
2019年1月1日よりレジ袋の提供が禁止されるという条例がデンパサール市で施行されました。現在のところはデパート、スーパー、コンビニなどで実施されていますが、小さな商店や市場などでもレジ袋が順次廃止されていく予定です。
正確に言うと、条例はデンパサール市に対してのものなので、デンパサール市に属していないクタ、スミニャック、チャングー、ジンバラン、ヌサドゥアなどのエリアは対象外なのですが、実際にはこれらのエリアでもレジ袋廃止を自主的に開始しているお店が多数あります。
【2019年6月4日追記】
南部エリアのほとんどのデパート、コンビニ、スーパーでレジ袋の無料配布が廃止となっています。レジ脇で不織布のエコバッグを販売しているお店や、200ルピアでレジ袋を購入できるお店がほとんどですが、中には全く用意されていないお店もありますのでご注意ください。
エコバッグの持参を
大きなスーパーや主要コンビニではレジ横でエコバッグが販売されていますが、エコバッグの用意が無いお店もありますので、バリ島へご旅行の際はエコバッグ等のご持参をお忘れなく。
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