ジョグジャカルタ

ジョグジャカルタ

悠久の歴史を感じさせる古都

長い歴史を持つジョグジャカルタの街には、宮廷文化を今に引き継ぐ悠久の時が流れており、古き良き時代の面影が色濃く残るこの街を「心のふるさと」呼ぶインドネシア人も数多くいます。
ジョグジャカルタには多くの遺跡あり、その中の2つは世界遺産として登録されていることもあって、国内外の観光客に人気です。

ジョグジャカルタの位置&アクセス

バリ島の西隣、インドネシアのメインの島であるジャワ島の中部に位置しています。

【アクセス】

◎ジャカルタ経由
日本各地から国際線でジャカルタへ。ジャカルタで国内線に乗り継ぎ約1時間半。

◎バリ島経由
日本各地から国際線でバリ島へ。バリ島で国内線に乗り継ぎ約30分。

ボロブドゥール寺院遺跡

世界遺産に登録されている世界最古・最大の仏教寺院遺跡。7~8世紀に建造されたといわれていますが、1814年にイギリス人のトーマス・ラッフルズに発見されるまで亜熱帯の密林の中で千年もの間埋もれていました。
9層の段状ピラミッド型をした寺院には、釣り鐘状のストゥーパと呼ばれるものが72基と仏像504体があり、また、途中の壁面には仏教の物語を堀りこんだ壁画が1460面もあり、見ごたえのある圧巻の遺跡です。
ボロブドゥール寺院の上から仏像越しに見る日の出は格別で、「サンライズツアー」が人気となっています。

◎ボロブドゥール寺院のさらに詳しい説明はこちら

プランバナン寺院

世界遺産として登録されているヒンズー教寺院群。寺院群の中心となるのが古マタラム王朝が建立したプランバナン寺院で、石造りの塔が立ち並ぶ大変美しい遺跡です。

伝統芸能・伝統工芸

独自の文化が発達したジョグジャカルタはジャワ更紗(バティック)の発祥の地であり、また、ワヤンクリット(影絵人形劇)やラーマヤーナバレエ、宮殿舞踊などの色々な伝統芸能も有名です。

1番のオススメは世界遺産「プランバナン寺院」を背景にした屋外ステージで上演される「ラーマヤーナ舞踊」(11~4月は屋内ステージの上演となります)。きらびやかな衣装に身を包んで舞う踊り手と、その後ろに映えるライトアップされたプランバナン寺院のコントラストが、なんともいえず幻想的です。