仏教文化と自然の風景が魅力的な国
ミャンマーは日本から飛行機で約8時間、時差は-2時間半のみ、通常の観光旅行であれば3泊5日程度で楽しむことができ為、近年海外旅行先として人気が上がってきています。3つの世界遺産、多くの遺跡や歴史的建造物、寺院、パワースポット、美しい湖や景色、少数民族の独特の文化・・・など見所もたくさん!
ミャンマーの概要
ビルマ語が標準語ですが、民族ごとにそれぞれの言語も持っています。ホテルや観光地など観光客が多い場所では英語が通じます。
・キリスト教 5%
・イスラム教 4%
・その他(ヒンズー教やアニミズムなど) 2%
主な観光地
ヤンゴン
ミャンマー最大の都市であるヤンゴン。アジアならではの屋台や市場、黄金に輝く仏塔「シュエダゴン・パゴダ」、イギリス統治時代の名残であるコロニアル調の建造物、巨大寝仏、湖など見所がたくさん。
バガン遺跡
エーヤワディー川の岸に広がる乾いた平原に、世界的にも貴重な仏教建築群が数千も点在。観る者を中世の時代に誘い込むような幻想的な光景が見られる遺跡、それがバガンです。カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドール寺院と共に、世界3大仏教遺跡とされています。
バガンは先人から受け継がれてきた信仰の場であり、遺跡でありながら今もミャンマーの人々が徳を積むために寄進して寺院の修復が行われています。
バゴー
ヤンゴンの北東70kmに位置するバゴーは、13世紀から16世紀にかけてモン族がミャンマーを統一していた時代に王宮があった為、古都としても知られています。巨大四面仏のあるチャイプーン・パゴダや、高さ114mとミャンマーで最も高いシュエモード・パゴダ、映画「ビルマの竪琴」にも登場する全長55mの寝仏があるシュエターリャウンパゴダなど、主要な観光地がコンパクトに点在しています。
ゴールデンロック
ヤンゴンから約180kmのチャイティーヨーという街にあるミャンマーを代表するパワースポット。標高1100mの山の頂上にある大岩の上に鎮座する、落ちそうで落ちない黄金の不思議な巨大岩、それがゴールデンロックです。その上に高さ7mの仏塔があり、その中に仏陀の頭髪が納められているので地震が来ても落ちないと信じられています。
ゴールデンロックはミャンマーの人々にとって昔から屈指の巡礼地であり、今もミャンマー人旅行者が全国からやって来ます。周辺には、他にも仏塔や滝などがあり、トレッキングしながら巡礼することもできます。
インレー湖
シャン高原にあるインレー湖には、湖に差した竹を足場にした水上住宅や、浮島で野菜を栽培する浮畑という農法など、独特の生活文化が残されています。中でも世界的に珍しいのがインダー族の漁の仕方で、細長い小さなカヌー型の小舟の先端に片足で立ち、もう一方の足でオールを操る独特の漕ぎ方は必見です。
カックー遺跡
インレー湖東側の山を越えた山中にはパオ族の人々が生活をしている農村と、2000年に外国人に開放された秘境のカックー遺跡があります。パオ族とシャン族の各家庭にひとつずつ仏塔を寄進するよう12世紀のアラウンスィードゥー王が指示したのが始まりとされ、最終的に2478を数える膨大な仏塔郡が点在しています。