バリ島を楽しむための10の心得

あまり知られていないこと、ちょっと誤解されていること、昔と今で違うことなど、バリ島を楽しむためのちょっとした10のアドバイス。

1.値切り交渉

バリ島での買い物=店員さんとの値切り交渉っていうイメージがあるかと思いますが、どこのお店でも値切れたのは一昔前の話。実は今は値切れないお店の方が多いのが事実。品物に値段が表記されているお店やメニューに値段が記載されているお店はほぼ値切れません。また、品物やメニューに値段が付いていなくても、実はすでに値段が決まっているお店では値下げできないんです。

値切り交渉で1番大事なのは「相場」。相場を知らずに交渉に望んだ場合、値切って買ったつもりでも実は相場よりもかなり高かったり、店員さんが相場の親切価格を提示してくれているのに更なる無謀な値切りを要求してしまったりなんてことも。でも、旅行者が相場価格を知るのはなかなか難しいことなので、自分が気持ち良く買い物する為には、「この値段でこんな気に入ったものが買えて満足!」と自分で納得できる値段で買うのが1番です!

最近はローカルの人たちも市場での買い物時や複数個のまとめ買い以外はほとんど値下げ交渉をしなくなってきています。そのお店が値下げ交渉できるお店なのかどうかを見極めた上で値段交渉にのぞむようにしましょう!

2.ガイドが何でも知っているわけじゃない

「バリで1番美味しいレストランはどこかな?」
甘いマンゴーを食べて「どこの産地のものかな?」
通りすがりの子供を指差して「あの子は中学生かな?高校生かな?」
などなど、色んなことを聞きたくなるのはわかりますが、ガイドも何でもかんでも答えられるわけではないことはご理解ください。
例えば、日本で外国人に同じ質問をされたら困ってしまいますよね?同じなんです。自分がもし聞かれても答えられるような質問をするようにしましょう。そうすればガイドさんと気まづくなったり、満足する回答が得られずにイライラすることもなくなりますよ。

3.チップ

ガイドブックには「チップは基本的に必要ありません」と書かれていることが多いですが、最近のバリはそういうわけでもなくなってきています。確かにチップは強制ではありませんし、チップを出さなかったからといって問題が起こることはありません。
が。。。、チップを払ってあげた方がスマートですね。「それなりのサービスを受けたらそれなりのチップを払う」というのが日常である欧米からの旅行者や国内の旅行者はまずチップを払っています。チップを払わないのは日本人や中国人や韓国人などのアジア圏からの旅行者だけになってきていて、全体としては「チップは払う」という流れになってきているバリ島です。
もし満足の行くサービスを受けた場合は感謝の気持ちをチップに込めてください。チップの相場はその額の10%です。

4.物価が安いは過去の話??

最近のバリ島は高い!という話をよく聞きます。確かにインフレ率が高く毎年数パーセントずつ物価が上昇していますので、10年ぶりにバリ島へ来た方は色々なものの値段が約1.5倍になっていてビックリするのは当たり前。とはいえ、バリ島は日本に比べればまだまだ安いですよ。人件費が安いので、色々と安く済むんです。一般的には、物価は日本の1/2~1/3と考えておけば問題ないと思います。

が。。。、島内で生産されないもの(=他島から輸送されてくるものや輸入品)は案外高く、物によっては思ったほどには安くなかったり、日本と同等または日本よりも高いものがあるのも事実です。

※2017年3月現在の価格です。
※下記は一般的価格です。地域や店舗によって価格は変わります。

ミネラルウォーター(500mlペットボトル) 約30円
スーパーでのビール小ビン 約175円
スターバックスのアイスカフェラテ 約340円
マクドナルドのビッグマック 約300円
屋台でのナシゴレン 約85円~
ローカルレストランでのナシゴレン 約175円~
レストランでのナシゴレン 約440円~
ホテルでのナシゴレン 約740円~
卵1パック 約130円
タバコのマルボロ 約195円
タクシー初乗り 約56円
レギュラーガソリン1リットル 約56円
125ccスクーター新車(ローカルがよく乗っているホンダのVARIO) 約15万6千円
三菱ミラージュ新車 約147万円
iPhone7 Plus 約11万3千円

どうですか?日本よりも安いものもあればほとんど変わらないものなど、価格幅があるのがおわかりいただけましたでしょうか?

5.収入格差がスゴイので、お店や値段もピンキリ

「東南アジア=貧しい国」というのは一昔のイメージで、バリ島のあるインドネシアはここ最近凄まじい経済発展をしています。ただ、国民全体が平均して経済的に向上しているかというとそうではなく、インドネシアは中国やアメリカなどと同じく貧富の差が激しい国です。ほんの一握りの桁外れのものすご~い大金持ちと普通のすごいお金持ち、まあまあのお金持ちが2割に上位中間層が3割、そして残りが下位中間層と貧困層といった具合です。
ですから、お店もピンからキリまであり、同じ品物やメニューでもそのお店の店構えやターゲット層によって値段が大きく異なります。例えば、屋台でのナシゴレンは100円なのに対し人気レストランでは700円、同じクッションでも普通の雑貨屋さんでは350円なのに対しオシャレな雑貨屋さんでは1800円なんてことも。
現地の人たちはその辺を心得てますので、ワルン(屋台)で30円のコーヒーを飲む、カフェで200円のコーヒーを飲む、おしゃれなカフェで500円のコーヒー、高級レストランで800円のコーヒー、などとその人の懐具合や気持ち次第でお店をうまく使い分けています。

ピンキリ値段に慣れていない日本人がお店をうまく使い分けるのは難しいことも。あとで「なんであんな高いお店に入ってしまったんだろう?」と後悔しないためにも、お店へ行く前には予め下調べをしたり、店内に入る前に先にメニューで値段を確認させてもらったりして、自分が納得して買い物や飲食をするようにしましょう。

6.雨季について

「雨季」と聞くと日本の梅雨のように1日中シトシトと雨が降っているのをイメージされる方も多いですが、梅雨というよりはゲリラ豪雨に似ていて、狭い地域で短時間に大量の雨が降ることがほとんどです。1日中雨が降り続くことは年に何日かしかなく、ほとんどの場合は降っても2~3時間ということが多いです。ですから、雨季だからといってそこまで心配する必要はありません。

7.のんびりしているのが長所なんです

サービスがスピーディでスムーズなのが日本の長所で、それは世界的にも評価されています。

それに比べてバリ島は、色々なことがスピーディではなくスムーズでもありません。そのことにイライラすることも多々ありますが、そこが長所なのもぜひお忘れなく~!

もしバリが日本のようになったら、人々が今よりもマニュアル的になって、作り笑顔になって、せかせかして、ピリピリして・・・と、バリ人の良さがなくなってしまうと思うんです。のんび~りしているからこそ、ニコニコとしていたり、時には挨拶以上の世間話をしてきたりと、余裕な接客ができるわけです。南の島にバカンスを楽しみに来たら、こちらも大らかな気持ちで構えるのがバリ島を楽しむ秘訣です。

8.クレームはその場で

お風呂のシャワーのお湯が出ない!これ、バリ島ではよくある問題です。ホテルのスタッフにその場でクレームをいれた場合、

◎たまたまその部屋のシャワーが壊れてしまっていたためで、すぐに他の部屋に移動させてくれる。
◎電気湯沸かし器利用の為、一定量のお湯を使い切ってしまった場合は次のお湯が作られるまで20-30分待たなくてはならないことを説明される。
◎使用しているガスボンベのガスが無くなってしまったのが原因で、新しいガスボンベに取り替えてくれる。

などなど対処法も色々ありますが、後からクレームを入れた場合はもうどうにもなりません。旅行会社を通してホテルに連絡を入れたところで、ホテルからは「でもお客様は特に文句をおっしゃってませんでしたよ」と言われて終わりです。

バリ島だけではなく多くの海外の国ではその場でクレームを入れなければ対処してもらえないのがほとんどです。もし何か問題があった場合は、その場でホテルなりレストランなり予約を入れた旅行会社に話をするようにしてください。我慢しながらその場を過ごすより、相談⇒解決⇒スッキリで旅行を楽しみましょう!

9.ほとんどのものがテイクアウト可能

バリ島では、ほとんどの食べ物がテイクアウト可能です。スープやジュースなどの汁物だっていけちゃいますよ。また、レストランで食事をした時に残ってしまった分もテイクアウト可能!今はお腹いっぱいだけど後でホテルに帰ってからお腹空いちゃうかな?なんて場合は、お店の人に残った食べ物を指差しながら「テイクアウトプリーズ」とお願いしてみましょう。食べかけのチャーハンや半分だけ残ったハンバーガーなど、日本では「え?」と思われちゃうようなものでも全然OK!こちらでは普通のことなので遠慮せずにテイクアウトをお願いしちゃいましょう。ただし、テイクアウトした後の衛生管理は自己責任なのでご注意ください。

10.郷に入っては郷に従え精神で

当たり前ですが、バリ島は外国です。日本と違うことがたくさんあるの当然のこと。「日本だったらこうなのに」ということが通用しない場面も多々ありますが、それをマイナス面としてとらえては旅を楽しめませんから、文化の違いの発見として前向きに受け止めることが大切です。南の島のバリ島は日本に比べて全体的にゆる~い感じなので、こちらも大らかな気持ちでゆる~くやっていきましょう。のんびりとしたバリ島の時間の流れに身をゆだねて、ゆったりと旅を楽しんでいきましょう♪